目次
適切な歯ブラシの選び方
せっかく磨き方を上達させても、使用する歯ブラシ自体が自分のお口に合わないものだと、効果は半減してしまいます。
ヘッド部分の大きさ
ヘッド部分(毛が植えられている部分のこと)の大きさは小さすぎず、大きいすぎないものを選ぶことがポイントです。
目安としてはご自身の上の前歯(中切歯)2本分の大きさの物を選ぶのが良いでしょう。
毛の硬さ
特別なものは必要なく、硬さは”普通”を選びます。硬いと歯や歯茎が傷つき、柔らかいと汚れが取れにくい事があります。ヘッドはなるべく小さめを選ぶと奥歯まで届きやすいです。市販で売られている物の中で一部ではありますが紹介します。
汚れが多い人
フラット毛
目的:毛の硬さは普通で、カット面が平らな方が、多くの毛が効果的に歯面のプラークを除去できる。フラット3列毛の中でオススメのGUM。
汚れが少ないが出血がある人
毛先が細いハブラシ
目的:細かい部分の歯垢(プラーク)を落とすことに向いている。歯と歯の間や、歯周ポケットの汚れを落とす。
手が不自由な人、歯磨きが習慣化しない人
ヘッドが大きく、毛量が多いハブラシ
目的:短い時間でも一気に歯垢(プラーク)を落とすことが可能だが、ヘッドが大きい分細かい所や奥に入りづらい。
このハブラシでも難しい場合は電動歯ブラシがオススメ。
歯茎が退縮している人
ブラッシング圧が強くはないか確認する。理想は150g〜200gの力と言われている。
歯磨きの時に歯と一緒に歯茎を磨いていないか確認する。
ヘッドが大きいものを使っている人なら、小さいものに変え、歯茎に当たらないよう気をつける。
被せ物や差し歯が多い人
毛先が細い歯ブラシ
目的:フラット毛だと被せ物の下に毛先が入りづらいので、毛先の細いものにして、細部まで磨けるようにする。
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