その他

歯医者さんで治療を受ける際に不安を和らげる方法

皆さん明けましておめでとうございます。
世界中で未だにコロナが猛威を振るっているようですが、皆様は無事にお過ごしでしょうか?

私は先日、留学先の大学でコロナウィルスのワクチンの一回目を受けてきました。

接種法は筋肉注射で、受けた直後は何ともありませんでしたが、摂取後2時間程してから次第に肩に痛みを感じ始め、その後2日程痛みが続きました。

普段は特に気にならないのですが、押したりすると痛みを感じ、ワクチンを受けた腕を下にして寝るのは少し辛いといった程度の痛みでした。

私の周りの方々はほとんど同じような症状を持つ人ばかりだったのですが、中には一回目の接種のあと吐き気や熱などの症状が出た方もいました。

ちなみにその方は、コロナウイルスに感染して発症した方であったので、もしコロナに感染したことがある方は、少しそういう可能性があるということを頭に入れておいたほうがいいかもしれません。

私はまだ2回目の接種は受けてないのですが、すでに二回目を受けた方の中には、1回目に何の症状も出なかった方でも吐き気や熱などの症状が出て途中で大学を早退するといった事例も出てきていますので少し心配です。

しかし、私のルームメイトなどは、2回目を受けても全く何の症状もなかったようなのでやはりかなり個人差があるようです。

皆様もワクチン接種を受ける際はそういった可能性を考慮に入れることをおすすめします。

さて、今の状況においてはあまり歯科医院に行かない方が賢明かもしれませんが、本日は「歯科医院を受診した際に不安を和らげる方法」について紹介していきたいと思います。

先日ネット上でこのような記事を目にしました。
Art Helps Beat Dental Fear In Nervous Patients: Dental News→(全訳)

この記事内においては歯科診療所に設置された芸術作品が患者さんやスタッフの不安や緊張を取り除き、その事によって痛みの感じやすさにまで影響を与える可能性を示しています。

歯科治療は、不安や痛みと切っても切り離せない関係にありますが、そうした歯科治療の中でも、なるべく感じる不安や痛みを減らす為に工夫できることについて話していこうと思います。

1.不安を和らげる方法

歯科に対する恐怖を和らげる方法はいくつかありますが、その中でも実践難易度が低く、また効果の高いものを紹介していきたいと思います。

1.歯科恐怖症の患者さんを扱うことに長けた歯科医院を受診する

不安を和らげる方法はいくつかありますが、歯科治療に対する恐怖をよく理解してくれ、また表面麻酔を効果的に使用するよう配慮してくれます。

場合によっては鎮静状態で治療を行ってくれるようなオプションを持つ歯科医院を受診すれば、感じる痛み自体も減りますし、またそうした歯科医院で治療を受けられるという安心感自体が不安を和らげてくれる可能性が高いです。

2. 音楽を聴く

歯医者さんに行きたくない理由の一つにあの特有のドリルの機械音があります。

機械音自体に不安を掻き立てるような効果はないと思いますが、その音を聴くことで痛い思いをした時の記憶が思い出されるために不安になるのです。

また、最近の歯医者さんは院内にリラックスできるような音楽を流している事がほとんどです。

それで落ち着ける方は良いのですが、あの院内の異様に穏やかな音楽が逆に不安を掻き立てるという方もいるようなので、そういった方は携帯などで自分の好きな音楽を聴きながら治療を受けることによって、少し不安を抑えられるかもしれません。

3.マスクをつけていく

もちろんこのコロナ状況下においてマスクは必須なのですが、歯医者さん特有のにおいが不安をかきたてるという方も多いです。

特に嗅神経は脳に直結しており、他の感覚よりもにおいによって呼び覚まされる記憶は、より鮮明なものになっています。

そこでマスクをつけることにより少しでも嫌な体験を呼び覚ますにおいを抑えることで不安を和らげてくれる可能性があります。

しかし、治療を受ける際はマスクは取らないといけないので、治療を受けるまでの不安を和らげる方法となります。

4.癒やされる絵や動画などを観る

記事内でも紹介されていましたが、壁にかけてある絵などの芸術作品は心をリラックスさせてくれる効果があるようです。

ただし絵などに限らずYoutubeなどで癒やされる動画などを検索してみてもよいかもしれません。

5.予め怖いということをスタッフに伝える

歯科に恐怖抱く患者さんは多いのでスタッフもそうした患者さんに対する対処はある程度なれていることが多いです。

なので、予め怖いと感じていることを伝えておくと配慮しながら治療してくれることがほとんどだと思います。

スタッフが自分が感じている恐怖に配慮してくれるだろうという安心感が少しでも不安を和らげることに繋がる可能性があります。

6.信頼できる人に治療についてきてもらう

やはり治療を受ける前は怖いものです。

なので一人でいるよりも誰か信頼できる人についてきてもらえば精神的に少し安心でき、不安を和らげることができます。

もし、周りの人が忙しくてなかなかついてきてもらえない場合は、歯科スタッフと良好な関係を築くことで、少しでも安心できるようになるかもしれません。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

不安な気持ちに集中せず、五感を他のことに向けさせることによって不安をへらす、というものが大半でした。

ちなみに、不安感を減らしたって痛みは変わらないじゃないか、と思われている方もおられるかもしれません。

しかし、不安感が強いと痛みの閾値が通常よりも下がり、より痛みを感じやすくなってしまいます。

したがって、余計な痛みを感じなくてよくなるように不安感を和らげることは重要なのです。

もし歯科に対する治療に人一倍不安感を感じているという自覚のある方は今回ご紹介したような方法を実践してみるとなにか変わるかもしれませんよ。

また今回ご紹介した以外にもこんな方法もあるよー!ということがあればコメントにて教えていただけると幸いです。

それではまた次回お会いしましょう。

今年もどうかよろしくお願い致します。

ABOUT ME
林剛永
林剛永
2015年に大阪大学歯学部卒業、同大学での研修後、現在は勤務医として日々診療に全力投球中。大学卒業後、各歯科医院によって方針や治療の幅や質にとても大きな違いがあることに驚き、患者さんが自分に最もあった治療を受けられるようになる一助になればと願い、当サイトを立ち上げました。
LINEで受け取る

LINE@にて、歯科関連の英語論文を日本語に翻訳し分かりやすく解説して配信しています。
今だけ無料で登録できるので、この機会に「お友達登録」してみてはいかがでしょうか?

LINEで論文解説を受け取る