舌で触った感じが気になる
ある日突然舌で触ると口の中に尖ったものがあるなど、舌感が悪いと感じることの原因として、歯がかけたり、折れたりしている、歯がすり減って角が尖っている、被せ物や詰め物が壊れたり、外れたりしているといったことがあります。
そういった場合は、歯科医院にて、尖っている部分を丸めたり、被せ物や詰め物のやり直しをしたりする必要があります。
また、骨隆起といってもともとの骨の形や、咬合力等による刺激に対して反応して形成される骨の盛り上がりが気になる、という方もおられます。これに関しては基本的に処置の必要はありませんが、どうしても気になる場合は、骨を削って滑らかにする処置を行う場合もあります。また骨隆起があると、歯医者さんでの型取り時にトレーに骨隆起があたって痛みが出る原因にもなります。しかし、その場合でも骨を削るということはほぼありません。
歯が尖っていてもその事自体は特に大きな問題となることは少ないですが、その事によって舌や頬粘膜に長年刺激が加わり続けることによって、数十年後に口腔がんを発症する可能性が高まりますので、異常を感じたら早めに歯科医院にかかって診断をもらい、場合によっては処置をうけることをおすすめ致します。
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