歯科矯正

子どもの矯正の必要性と開始時期について

小さなお子さんをお持ちの方の中には、お子さんの出っ歯や八重歯、受け口など歯並びの悪さを気にして幼児の頃から歯列矯正をさせてあげたほうが良いのではないかとお考えの方も多いのではないでしょうか。
最近では、小さな頃からスマホやタブレットを見る影響もあり、かみ合わせや歯並びが悪いお子さんも増えています。
でも、実際のところ費用も高いし、子どもは乳歯から永久歯へ生え変わるし本当に矯正が必要なのかとお悩みの方も多くいらっしゃいます。
しかし、結論から言うと矯正をするのであれば、小さいうちに始めたほうが、メリットが大きいです。
子どものうちは、あごの骨や歯が成長している途中なので、大人になってから矯正をする場合と比べても歯を動かしやすく、お口やあごへの負担が少なくなります。
さらに、永久歯への生え変わりの時期を利用することで、歯が生えるスペースを十分に確保することができ、大人の矯正と違って抜歯をする必要とするケースが少ないです。
また、矯正治療を通して定期的に歯科医院へ通うことで、正しい歯磨きの仕方を身につけ
られるので、むし歯や歯周病などにかかりにくい環境を作ることができます。
始める時期としては就学前後が1つの目安となりますが、学校生活にも慣れ、しっかりと1人で歯磨きが出来るようになる小学校2年生頃から始めるケースが多いです。
これはあくまでも1つの目安で、子どもの時に矯正治療を始めなければいけないわけではありません。
しかし、ご自身のお子様にとって、いつ歯列矯正を始めるのがベストなのかを相談し、矯正の必要性の有無も含め見極めてもらうためにも歯科医院へ行くことはおすすめです。
次に相談へ行ったり、矯正をおこなう歯科医院の選び方をご紹介します。

歯科医院選び

お子さまの矯正をする歯科医院を選ぶ際に重要な点として、「カウンセリングがしっかりしているか」があります。
お口の状態は一人ひとり違いますし、それにあわせて治療法や期間、料金なども変わってきます。
そのため、治療を開始する前にレントゲン写真などを元に現状のお口の状態や治療する方法、かかる費用、想定される問題などを納得いくまで分かりやすく説明してくれる医院だと安心して任せられます。さらに、矯正歯科の専門医や認定医資格があると高い技術と経験を持っていますので、より望ましいです。
矯正歯科と小児歯科で迷い、両方、専門医等の資格がある場合、よほど難解な症例でない限り、矯正後も予防歯科やむし歯治療などで長く診てもらえる小児歯科がおすすめです。
また、矯正治療をする歯科医院とは長い付き合いとなりますので、歯科医師とお子さんがしっかりとコミュニケーションをとれるかなどの相性も考慮しましょう。
保護者の方の転勤が多い場合は、引っ越しの際、紹介してもらえる歯科医院があるか、支払い済みの治療費を返金してもらえるかなども確認しておく必要があります。

費用

矯正治療は基本的に自費診療となり、乳歯の矯正は3万円~20万円、子どもと大人の歯が混合しているばあいは15~60万円、永久歯では50~130万円と時期や症状に応じて変化します。矯正費用は高いため、デンタルローンや歯科医院独自の分割払いを利用するのがおすすめです。また、費用を抑えたいという場合には、学会の症例やHPなどで紹介するために募集しているモニター等の制度の利用を検討すると良いでしょう。

矯正を成功させるには

矯正治療を成功させるには、焦らないことが重要です。きれいな歯並びにするには、たくさんの時間とお金がかかります。
そして、お口の状態によっては矯正治療後に後戻りしてしまうこともあります。
こうした点を踏まえ、焦らず、色んなケースを想定して、事前にこうした場合どうなるかということを歯科医師と相談しておきましょう。
そうしておけば理想と違ったというズレが起こりにくく、「失敗した」と感じる可能性が低くなり、「矯正させて良かった」と感じられるようになるでしょう。

ABOUT ME
shun
shun
2017年卒業。100年時代の口腔を守るには良い治療と共に質の高い予防が絶対不可欠!と思い日々診療、研究に取り組んでいます。このサイトでは歯のお悩みに対して何がおきているのか、どういう治療が出来るのか、何故そうなってしまったのか、今後どうすれば予防出来るのかを分かりやすくお伝えできればと思います。よろしくお願い致します。
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